伊東 裕章

Case 2

2011年入社
GSE整備部

伊東 裕章

−−世界で活躍する全日空モーターサービスの社員に話を聞いていきたいと思います。
今日は色々お話を伺っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

よろしくお願いします!

――まず、全日空モーターサービスに入社した理由やきっかけを教えてください。

僕は、もともと大きな機械が好きだったんです。そんな中飛行機に乗った時に、飛行機の周りで働いてる車両や機械に目がいって「あの飛行機をけん引する車を運転したい」という思いになりました。そのような思いから航空専門学校に行ってグランドハンドリングの勉強をしましたが、一番やりたいことに近いのは空港支援車両(GSE)の整備だと思い、全日空モーターサービスへの入社を決めました。

Case 2 仕事風景02

――入社した当初を振り返るといかがですか?

自動車整備の資格を持っていなかったので、整備のルールや工具の名前もわからず、1、2年目は大変なこともありました。

――入社前に描いていたことは実現できている印象ですか?

そうですね。最初は大変でしたが、学生時代にグランドハンドリングを学んでいたので、使用者の目線でも、使う人たちが使いやすい車両を提供できるように日々心がけています。学校で学んだことを活かして仕事ができているのはよかったなと感じています。

――入社前と入社後のギャップはありましたか?

ただの車両整備工場ではないんだなと。(笑)
車両整備もそうですけど、ANAが買ったものGSEを運航便で使えるようにするのが当社の役割のひとつなので、色々なことがわかっていないとそのような調整ができないセクションだとわかりました。正直責任の重い仕事もたまにあるのですが、整備した車両が空港内を走る姿を見るとやりがいになっていますね。

――現在は入社何年目になりますか?

12年目になります。

Case 3 仕事風景03

――現在はどのような業務をされているのですか?

GSE整備部の主に品質技術チームに所属しています。主な業務は、車両の導入時の仕様調整、日々各地の空港で起きた不具合の修繕計画・修繕作業、またその不具合の情報をメーカーにフィードバックして、製造工場から出荷される車両へ反映してもらうといった業務がメインになっています。

――業務の幅が、この12年で大きく拡がってきた感じですよね。海外に行かれる機会も多いと聞いていますが?

ほぼ毎月行っていますね。

――海外に行くことになったきっかけは何かあったんですか?

メーカーとの交渉が必要なので、それがきっかけで行く機会が増えていきました。最初に行ったのは入社6年目ぐらいの時でした。

Case 2 仕事風景04

――今までで一番心に残っているエピソードを教えてください。

日本人ってすごく細かいんですね。国や地域によってはもう、別に使えればいいやみたいなところもあって。細かい部分にこだわる日本のやり方は、正直メーカーからしたら対応したくないなと思われてしまうことも結構あるんです。でも、メーカーがそれを受け入れて、結果的に世界の標準になっていたりすることがあるので、自分の指摘した内容が反映されているのを見たときは、やってよかったなと思いました。

――海外でおいしいかった食べ物を教えていただけますか?

ドイツのパンとビールは格別です。(笑)

――これまでの業務で身についたことや成長できたことはどのような部分だと思いますか?

まず、ローカル空港の整備協力会社様や、メーカーの担当者様など関わる人が多いので、交渉する力がついたところが大きいかなと思います。あとは技術的な部分や、語学力もついてきたので、少しは成長できてるんじゃないかなと思いますね。

――これからのビジョンや目標はありますか?

今の仕事を発展させたいと思っています。究極は当社をGSEの国内センターみたいにして、全て当社で面倒を見る。世界とも連携をとっていきたい。そのような思いが今は強くあります。

Case 2 仕事風景01

――全日空モーターサービスはどのような会社だと思いますか?

空港内のGSEを取扱う企業として更なる成長の可能性があるポジションかなと思うので、あとはやる気次第かなと思います。

全国、世界にパイプがあって、エアライングループの特殊な部門だからこそ、世に出るチャンスもあるかなとは思うんです。でもまだまだ成長できる部分はたくさんあると思うので、もっとGSEとPBBの整備をみんなが楽しいと思えるようになって、それから事業として発展できる領域はある会社かなと思っています。

あとは働きやすい会社だと思っています。アットホームな組織で風通しの良い会社ですね。

――後輩と関わる上で大切にしていることはありますか?

なるべく色々な事をやってみる機会を作るようにしています。海外に一緒に行ったりとか、普段やってることを見せたりとか。どうしてもいつもの整備だけだとわからないこともあるので、そのようなところは一緒に見る機会を少しずつ作っています。

――それでは最後に、当社を目指す方々へメッセージをお願いします。

成長の領域が大きい会社なので、チャレンジしてみたい人をお待ちしています!

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