内野 徹・篠崎 勇士

Case1

2018年入社
GSE整備部

内野 徹・篠崎 勇士

−−今日は全日空モーターサービスの次世代を担うお二人にお越しいただき、これまでの経験や日々の仕事のことなど、これから当社を目指す方々に参考となるようなお話を伺えればと思いますので、よろしくお願い致します。

内野・篠崎:よろしくお願いします!!

−−お二人は同期と聞いていますが入社はいつになりますか?

内野:入社は2018年です。

篠崎:内野さんとは誕生日も一日違いなんです。

−−全日空モーターサービスに入社したきっかけを教えてください

内野:率直に言うと空港での仕事に憧れを持っていました。あと、私はメーカー系の自動車整備学校で学んでいたのですが、勉強していくうちに大きな車両の整備が面白そうだなと思って。

篠崎:大型車両はかっこいいですよね。就職先を探すときに大型のトラックや機械が扱える職場に興味を持ちました。それにやはりANAという大手企業のグループであることに惹かれましたね。私は生まれも育ちも大田区なので、羽田空港は憧れというよりも地元で身近に感じていたことも動機の一つです。

−−今はどのような仕事をされていますか?

内野:整備工場でGSE車両の点検、整備、修理をしています。ローテーションで巡回整備も担当していて、制限区域内に入り緊急の不具合対応や点検を行うこともあります。

Case 1 仕事風景01

−−入社してみてイメージとのギャップはありましたか?

内野:GSEも含め、空港の様々な施設って最新のものが揃っているのかと思っていたら、意外と年季の入ったものが多かった(笑) 古い器材も多いし空港は海の上にあるので錆も付きやすく、鈑金修理もこんなにやっているとは思わなかったです。

篠崎:不具合対応時には先輩と手探りで考えながら進めていくことがあります。ただ部品を変えれば終わりではない。電気的な故障とか断線とか、こんなところが壊れるのかと(笑)。 だから私達の仕事があるのですが…でも不具合を減らしていく感は面白いですね。

Case 2 仕事風景02

−−やり甲斐を感じるときはどんなときでしょうか?

内野:稼働中に不具合が起きないようにすることが私達の使命です。日々の点検、計画修繕でコンディションを万全にし、品質の高い器材で航空機の運航を支えることにやり甲斐を感じます。飛行機に乗ったとき、私が整備したGSEが活躍しているのを見ると実感が湧きますね!

篠崎:私達の仕事が運航の一部になっているというやり甲斐は間違いなくあります。緊急の不具合に対応して遅延なく飛行機を出発させることができたときは本当に嬉しいです。

−−なにか思い出に残っていることはありますか?

内野:まだ入社一年目の頃、初めて不具合原因の探求を行い、自分で不具合箇所を見つけたときは嬉しかったですね。海外製のGSEも多く、マニュアルも英語ですし配線図も日本のものとは違います。一般の乗用車ならインターネットで調べると事例や対処方が結構出ているのですが、GSEはそのような情報もありませんし。

篠崎:私は失敗の思い出なのですが、これくらいなら大丈夫だろうと手を抜いてしまったことが原因で不具合を発生させてしまいました。基本の手順を必ず守ることの重要さを学びました…

−−海外への出張も経験されたと聞きましたが?

内野:はい。2022年にフランス・パリで開催された “GSE Expo Europe 2022” の視察に行かせていただきました。もともとEVに関わる仕事をしてみたいという思いがあったのですが、展示されているGSEや技術はEVや自動運転に関するものがほとんどで、とても刺激を受けました。羽田空港の中のことしか知らなかったので、先進的なGSE関連製品、技術に触れる貴重な経験、機会をいただけたことは本当に感謝しています。

−−コミュニケーションや職場環境はいかがですか?

内野:職場は上下関係無く話しやすいです。相談もしやすいですね。同期も仲いいです。季節ごとに社内イベントもあり、他部署の方とも話をする機会にもなるのでコミュニケーションは良好だと思います。

篠崎:私も仲間との関係は良好だと思います。後輩から相談受けることも多くなったので、私ももっと勉強しないととプレッシャーは感じます。職場環境もここ数年で改善を実感しています。夏場の熱中症対策もしっかり行なってもらっていますし、必要な工具も揃えてくれています。

−−将来についてはいかがですか?

内野:今後はEVの時代になるので電気の知識はもちろん、脱炭素社会の実現に向けて環境意識も高めていきたいです。ますます変化が激しくなると思うので、変化に対応していける人になりたいです。

篠崎:まだ知識も技術も足りていないので、後輩も増えていますし、しっかり指導していける立場になりたいですね。海外メーカーとのつながりも多いので、語学も学んでいかないとと思います。

−−それでは最後に当社を目指す方々へメッセージをお願いします

篠崎:空港で働く、ANAグループの一員として働くことに誇り、やり甲斐を感じる方に来ていただきたいですね。ANAの飛行機をご利用いただくお客様に繋がっている仕事ですので、どんな小さな作業でも基本に忠実に、責任をもって仕事に向かっていただける方がよいと思います。

内野:常に新しい技術に向かっていかないと取り残される業界です。挑戦する気持ちが大切だと思います。お客様の命や時間を預かっているということを意識しながら、安全、品質をより高めていく仕事のできる人が向いていると思います。同じ仲間として一緒に仕事のできる日を楽しみにしています!!

仕事風景03

ある日の車両整備

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